Jewellery Bland Antamina Blog

3.16.2012




【002  Jewellery Education】     地球の反対側に到達するのでは ?
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Antwerpもすっかり暖かくなり
冬場は止まっていた駅前の噴水も飛沫をあげ始めいよいよ春到来という感じです。
そんないい天気の中、新作の資料集めに
「Diamond museume」に行ってきました。
豊富な宝飾関連の資料がこれだけ近くにあるのは本当に助かります。
ちなみにダイヤモンドトレードセンターの斜め向かいには
「Diamond Bank」なるモノもあります。
通帳の単位は「ct」なんでしょうか?最近非常に気になって。
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■Jewellery Education 2回目は「地球の反対側に到達するのでは ?」


 ここを掘ればきっと
 「ダイヤモンド」が出てくる
 そう「信じ」
 何千人もの鉱夫が
 採掘坑の一点に集中しひたすら地面を堀り続けます。


巨大切削機と数百メートルにも及ぶベルトコンベアを
 使用しているところもあれば
 つるはしと金属板にに穴をあけただけのお粗末な篩(ふるい)と
 己の体力だけを頼りに採掘している地域もあります。


 道具は違えど
 全ての人々が追い求めているのは
 地中に眠る一粒のダイヤモンド


■今巨大な採掘坑が世界にはいくつもありますが
 もし途中で疑問を感じたならば
 きっとあれ程の巨大な穴は存在しなかったでしょう
 (シベリアの※採掘坑:直径1250メートル、深さは525メートル


 一体 「ダイヤモンド」の何が
 人々を突き動かすのか
 
 表面的な「輝き」だけでは語れない
 ダイヤモンドの「歴史」
 そこに関わる人々の「情熱」「執着」

■少しずつここでご紹介していきたいと思います。
 
 資料を集めている時に、ふと気がついたのですが
 もしダイヤモンドの様に
 「情熱」を注げるものが見つかったならば
 「信じて」どこまでも掘り続ける。
 これはどの分野にも重要な事かもしれないですね。
 自分の中の原石探し私も続けたいと思います。
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 次回に続く

 山本敦史


「Jewellery Education 」とは?


※ミールヌイ採掘坑(wiikiへリンク