Antwerpの街とは切っても切り離せない「ダイヤモンド」と「ユダヤ人」
両者とも知れば知るほど興味の尽きない分野
今まで自分の中では別々のカテゴリーだったものが
ダイヤモンド取引の中心地では、両者を同時に見る事が出来きます。
まだまだ知らない歴史だらけです。
恐る恐るですが、少しずつ足を踏み入れて行きたいと思います。
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【001 Jewellery Education】 歴史と共に指輪を受継ぐ
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■ というと王族や貴族のような特権階級の人だけのモノに聞こえますが
これから私たちの周りでも「指輪を受継ぐ」という場面に直面することが
自然と増えてくると思います。
■ 日本で指輪を嵌める習慣、特に結婚指輪が一般に広まったのは
戦後(1950年代〜)高度経済成長と共に都市部から地方にかけ広まりました。
戦前は一部の上流階級のみが着けていたのですが
現在では結婚する方の※1 約98%が指輪(マリッジリング)を購入されているそうです。
■ 世代で言うと私(山本)の祖父母世代(現在80歳前後)から一般的になった
習慣だということです。確かに母方の祖母はもうかれこれ60年近く
一本の指輪を肌身離さず着け続けています。
■ 実はこの記事を書こうと思ったのは
昨日が私(山本)の両親の32回目の結婚記念日で
お祝いの電話と、共に指輪にまつわるエピソードを母に聞いたからなんです。
息子からそんな質問されると思っていなかったのか
はじめは「空気みたいなモノで、エピソードなんてないよ」
なんて照れながら言っていましたが
よくよく聞けば、産後にサイズが変わった話(?)や今の指輪は15周年記念に父から
贈ってもらったモノだという話等、これまで聞いた事のないエピソードを
「一本の指輪」を通じて聞く事が出来ました。
この話を聞くまでは「母の指輪」だったのですが
今は「母と母の歴史(エピソード)」を指輪から感じる事が出来ます。
■ 指輪が受継がれるタイミングは様々だと思うのですが
モノ(指輪)だけを受継ぐのではなく
「一本の指輪」に込められた想いや歴史を大切にしこれからも
ジュエリーと関わっていきたいと思います。
表面的な希少性だけで継承するのではなく
心と心を世代と世代を繋ぐジュエリーを
■ もし機会があればみなさんも指輪のエピソードを聞いてみてください
知られざる歴史が明らかになるかもしれません!
なんと言っても何十年も共にしてきた指輪ですから。
もし素敵な話が聞けた方は是非教えてくださいね。
初回はこのあたりで
次に続きます。
Jewellery Educationとは?
※結婚指輪購入率約98%
http://s-art-j.com/dif.html
http://www.rinrin-ring.com/market-jittai.html